いえつく2@バリ 総括その1:設計編(VILLA SCENE)

2008年4月11日

Villa Sceneの建築構成は、リビングルームと2つのベッドルームすべてが庭に面するような配置計画としました。


▲平面図のダウンロード

そのためには、長めの間口が必要なので、敷地の長辺方向を生かした庭を確保することとしました。リビングルームは半屋外的で開放的な空間とし、2つのベッドルームはリビングを挟んで、両側に配置しているので、2室間のプライバシーが確保されます。


▲真ん中がリビング、左右がベットルーム

リビングルームの正面の塀に150インチのスクリーンを配置し、その間に3m x 9mのプールを設けています。ベッドルームからも庭やスクリーンが見え、また、背後には坪庭的なつくりのアウトバスが配置されていますので、どこからでも外部空間が感じられるような空間としました。


▲プール越しのスクリーン


▲リビング

Villaは全体的にミニマルなデザインですが、使用した石材、木材、植栽計画はバリの至る所で目にすることのできる、親しみある素材です。また、Villa内の家具、ロゴ、小物類、オフホワイトとブルーを基本としたアメニティ計画、レリーフなど、細部に至るまでトータルで「いえつくプロデュース」としました。


▲小物類の差し色はこの水色で統一


▲Villaのロゴ

Villa Sceneでは、なるべく庭を主役とした、庭が広く感じられる計画としました。バリは直射日光を避けると湿度が低く、外がとても気持ちが良いから。バレ(バリの東屋)、パーゴラの下、バルコニー、リビングルーム、プールサイド、どこでのんびりしても気持ちが良いようにと。


▲パーゴラ

このVillaでの音響もデザインしました。少し技術的な話をすると、開放的なリビングルームは床壁天井で平行面を構成せず、メガホン状の空間を形成しています。これによってフラッターエコーという音の残響現象を回避し、迫力あるクリアなサラウンドが楽しめます。自分で持ってきたDVDを見たり、バリで撮った自分の写真を大画面でスライドショーしたりと、使い方はいろいろです。


▲リビングの断面デザイン

VILLA SCENE 映像テスト

2008年4月8日

バリ島では、プロジェクターや音響機器は、日本で買うようにバリ島ではなかなか買えません。プロジェクターはシンガポールで買ってもらいました。今回のプロジェクトで、この設備購入がかなり大変でした。バリ島のほとんどの電気屋さんまわりました・・・・。

映像、音響機器の担当はDaiでしたー。
Good Job

今日3回目のエントリー プロジェクターテスト

2008年4月4日

プロジェクターテスト!完璧 by mzn

4月4日 昼の写真!!

2008年4月4日

昨日夕方の写真に続いて、本日の写真もDaiより送られてきました。日光が眩しい。イキテぇー。

Thanks Dai.

ほぼ完成! 4月3日夕刻の現場写真

2008年4月4日

いやー、写真がなかなか届かないので、心配していましたが、98%完成しています。mzn、daiが現在バリで最終調整中。kenさんも本日バリに到着予定。今頃空の上です。みんな仕事の合間を縫っての作業、ほんとにおつかれー。オープンまであと1ヶ月。